組み込みの暗号化プロバイダーには暗号化ハードウェアや外部サービスは必要ありません(外部サービスを使うTimestampUrlを除く)。
署名用の電子証明書はCreateSignatureFromCertificate(Stream, String)で読み込むことができます。
証明書ディレクトリ:
発行者証明書などの追加証明書は証明書ディレクトリに保存します。
これらの証明書は完全な信頼チェーンが埋め込まれていない署名に検証情報を追加する場合に必要です。
証明書ディレクトリにはPEM(.pem、ASCIIテキスト)形式またはDER(.cer、バイナリ)形式の電子証明書を保存します。
継承
定義
public class Provider : Provider
コンストラクタ
名前 | 概要 | |
---|---|---|
![]() | Provider |
プロパティ
名前 | 概要 | |
---|---|---|
![]() | TimestampUrl | タイムスタンプを取得する信頼できるタイムスタンプ機関(TSA)のURL TSAはRFC3161で定義たTime-Stampプロトコルをサポートしなければなりません。 プロパティ値は次の要素を含むURLです: http[s]://[‹user›[:‹password›]@]‹host›[:‹port›][/‹resource›] それぞれ:
タイムスタンプを適用するにはタイムサーバーへのオンライン接続が必須です。 ファイアウォールもそれに応じて設定する必要があります。 プロキシを使用している場合(PdfTools.Sdk.Proxy参照)は以下のMIMEタイプがサポートされていることを確認してください。
|
メソッド
名前 | 概要 | |
---|---|---|
![]() | CreatePreparedSignature | 外部署名ハンドラー用の署名を準備するための構成を作成 これは外部署名ハンドラを必要とする非常に特殊なケースです。 外部署名ハンドラを使用するプロセスは以下のとおりです:
署名構成を作成
準備した署名を使用してドキュメントを作成
ドキュメントからハッシュを計算し、外部署名ハンドラーを使用して署名を作成
外部署名の署名構成を作成
準備した署名とともに外部署名をドキュメントに挿入
|
![]() | CreateSignatureFromCertificate | PFX(PKCS#12)ソフトウェア電子証明書で署名するための構成を作成 ファイルには証明書自体、信頼チェーンのすべての証明書、および秘密鍵が含まれていなければなりません。 |
![]() | CreateTimestamp | タイムスタンプ設定を作成 タイムスタンプを作成するにはTimestampUrlを設定します。 |
![]() | Dispose | オブジェクトを閉じます オブジェクトに関連付けられているすべてのリソースを解放します。 (PdfTools.Crypto.Providers.Providerから継承) |
![]() | ReadExternalSignature | 外部署名ハンドラによって作成された署名を読み取る |