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開発者向けPDFライブラリ - Toolbox Add-on

Pythonによるサンプルの開始手順

ここではToolbox Add-onサンプルプロジェクトを使用する手順を説明し、Python言語を使用して(Pdftools SDK) Toolbox Add-onをアプリケーションに統合する方法について説明しています。

試用ライセンスと正規ライセンス

Toolbox Add-onは評価試用と正規使用のいずれの場合にもライセンスキーが必要です。

 TIP:
Pdftools SDKの正規ライセンスキーはToolbox Add-onで正規ライセンスとして使用できます。

前提条件

Pdftools SDKをPythonで使用するには Python 3.7 以上が必要です。

サンプル プロジェクト(Python言語)の開始手順

Pythonサンプルの「テキストをPDFに追加」を使って手順を説明します。

サンプルコードのダウンロードと実行

  1. サンプルプロジェクトをダウンロードし、適切なフォルダーに解凍します
  2. ライセンスキーを用意します
  3. サンプルのrootフォルダーで、Pythonファイル(例:add_text.py)を開きます。
  4. add_text.pyファイルの文字列"insert-license-key-here"をライセンスキーに置き換えます。
    # Set and check license key. If the license key is not valid, an exception is thrown.
    Sdk.initialize("insert-license-key-here", None)
    ライセンスキー文字列にはには小なり(<)と大なり(>)を含めてください。
  5. 次のコマンドを実行して、Toolbox アドオンのパッケージをインストールします。
    ```bash
    pip install pdftools_toolbox
    ```
  6. コマンド ラインで解凍したサンプル プロジェクトのrootディレクトリに移動します。ここにはadd_text.pyがあります。
  7. サンプルのPDFファイルBlankNoneNoTP.pdfの最初のページにテキスト文字列「Hello World!」を追加するには、次のコマンドを実行します。
    ```bash
    python ./add_text.py BlankNoneNoTP.pdf "Hello World!" output.pdf
    ```
 NOTE:
Python 3だけがインストールされていて、pythonが使用できない環境では、上記の代わりにpython3で実行します。

Pdftools SDKを自身のアプリケーションに統合

次の手順に従ってPdftools SDKを自身のアプリケーションに統合してから初期化して使用を開始します。

自身のプロジェクトにPdftools SDKを追加する

プロジェクトに Toolbox アドオンを追加するには、次の手順に従います。

  1. Toolbox Add-onパッケージをインストール:
    ```bash
    pip install pdftools_toolbox
    ```
  2. Toolbox Add-onサンプル・コードページから任意のPythonサンプルをダウンロードします。
  3. コードサンプルを解凍してREADME.mdファイルに記載されている使用方法の詳細を確認してください。
    各コードサンプルには異なる使用方法が記載されたREADME.mdファイルが含まれています。
  4. Python コードのヘッダーに次のパッケージをインポートします。
    from pdftools_sdk.pdf import Sdk
    from pdftools_sdk.geometry.real import Point
    from pdftools_sdk.pdf import Document, FileReference, Metadata, PageCopyOptions, Page, PageList
    from pdftools_sdk.pdf.content import Font, ContentGenerator, IccBasedColorSpace, Text, TextGenerator
    from pdftools_sdk.pdf.navigation import ViewerSettings
 インポートは使用するサンプルによって異なります
インポートは使用するPythonサンプルによって異なります。
前の手順の最後のステップで表示されたインポートは「PDFにテキストを追加する」サンプルで有効です。
各サンプルには1つのPythonファイルが含まれていますのでそこからインポートをコピーできます。
別の機能を使用する場合(例は複数のページを1ページに配置するサンプル)は以下の手順に従って適切なインポートをプロジェクトにコピーしてください。
  1. Toolbox Add-onサンプル・コードのページを開きます。
  2. サンプルをダウンロードしてください。例:複数のページを1ページに配置する
  3. ダウンロードしたサンプルを解凍します。
  4. multiple_up.pyファイルを開き、そのインポートを自身のPythonコードのヘッダーとしてコピーします。

オプション:Pdftools SDKの初期化

 ライセンスキーの取得
評価用ライセンスを取得するには、お問い合わせページからお問い合わせください。
正規ライセンスキーは見積もりとともにご要望ください。

ライセンスキーを使っての初期化は次の手順を実施します:

  1. ライセンスキーを入手します。
  2. 自身のアプリケーションでTolbox Add-onのいずれかの関数を呼び出す前に、Sdk.initializeメソッドをコールします。
    Sdk.initialize("insert-license-key-here", None)
    insert-license-key-hereの部分をライセンスキー文字列に置き換えてください。
    ライセンスキー文字列には「小なり記号(<)」と「大なり記号(>)」を含めてください。

Sdk.Initializeメソッドの使用例を含むサンプル・コードは次の手順に従い取得して、自身のPythonコードに追加します。

  1. コードサンプルページで、Pythonコードサンプルをダウンロードして解凍します。
    例えば、PDFにテキストを追加サンプルをダウンロードします。
  2. ファイルを解凍し、サンプルに含まれるPythonファイル内のSdk.initializeメソッドが記述された行を探します。
    例えば、PDFを画像に変換するサンプルではadd_text.pyファイルにSdk.initializeメソッドが含まれています。
  3. メソッドのコメントを解除し、insert-license-key-hereをライセンスキー文字列に置き換えます。

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