Arial、Courier、CourierNew、Helvetica、Symbol、Times、TimesNewRoman、ZapfDingbats など、埋め込まれているすべての標準フォントのフォントプログラムの埋め込むか削除します。削除するとファイルサイズが小さくなります。
フォントはフォントプログラムのない14種類のPDF標準フォントのいずれかに置き換えられます。
PDFビューアはこれらの14種類のPDF標準フォントを正しく表示できますので、このプロパティを有効(削除)にしても、PDF文書を表示した際の見た目は通常変わりません。
フォントの埋め込み解除はフォントのUnicode情報に基づいて行われますので、埋め込み解除されたフォントの文字は同じUnicodeを持つ元のフォントの文字にマッピングされます。
そのため、Unicode情報を持つフォントのみが埋め込み解除されます。
フォントのUnicode情報が正しくない場合は、埋め込み解除によって見た目が異なる場合があります。Unicode情報の正確性はフォントを使用しているテキストを抽出することで検証できます。
抽出されたテキストが意味を持つ場合はフォントのUnicode情報は正しいためフォントの埋め込みを解除しても見た目に違いは生じません。
規定値: false(無効)。ただし、PdfTools.Optimization.Profiles.MinimalFileSizeプロファイルの場合は除きます。
PdfTools.Optimization.FontOptionsクラス
定義
public bool RemoveStandardFonts { get; set; }